新しい年を迎えてからの正月三が日は
岩手の実家でゆっくりと過ごし英気を養い
初詣で神様への感謝を伝え
新しい年の幸せを願いました。

今日から仕事始めで2021年の目標達成へ
向けて本格的に取り組んでいます。
そういえば、今年の正月は久しぶりに
羽根つきをしたのですが、
日本古来からある遊びを通して
気づきがありました。
あなたは羽根つきの由来をご存知ですか?

子ども達に教えるために
由来と歴史を調べたのですが、
羽根つきが始まったきっかけは
平安時代の初め頃。
宮中で毬杖遊び(ぎっちょうあそび)
という遊びが流行ったそうです。
この遊びは先がヘラみたいになってる杖で
毬(まり)を打ち合う遊びです。
これがどんどん進化していって
鎌倉時代ぐらいに羽子板になったそうです。
江戸時代には羽子板に絵がついて
女性の間で流行ったそうです。
そして、この頃に正月の女の子の遊び
という事になりました。
ちなみに羽根つきの羽根の先にある
黒い丸の部分を何というかご存知ですか?
これは無患子(むくろじ)という
大きい木の種で字の通り
「子どもが病気にならないように」
という意味があるそうです。
羽根つきでは負けた方が
顔に墨を塗られます。
(今回は筆の代わりに筆ペンで
顔に書いたら、意外と落ちなくて
かなり焦りました。苦笑)

罰ゲーム的な感じですが
顔に墨を塗る意味があるそうです。
羽根つきの羽根の先には黒い無患子があるのは
既にお伝えした通りですが、
子どもが病気にならないように
という意味があり、健康を願って
長く打ち続けるのが良いとされています。
けれども、ずっと打っていれば
落としてしまうこともありますよね。
この時に途切れてしまっても
鬼が嫌がる黒色を魔除けとして塗れば
守られるというのが顔に墨を塗る意味との事です。
子どもに教える事がきっかけで
羽根つきの由来や歴史について調べましたが、
羽根つきが子どもの健康を願う意味があり
顔に墨を塗るのは魔除けの意味がある事も知り
昔の人達の想いがある遊びである事に気づきました。
顔に墨を塗る時は盛り上がり
皆が笑顔になるのもいいですね。
『笑う門には福来たる』のことわざは
「いつも笑いが絶えない家庭には
幸運が訪れる」という意味ですが、
このことわざもお正月に行う福笑いが
きっかけとなって作られた言葉とされています。
こうして日本古来からある遊びや言葉、
行事の由来や歴史を知る度に
自分が日本人として生まれてよかったと感じます。
岩手は寒いので、ややもすると
ずっと自宅の中で過ごしがちですが、
外に出て運動するきっかけとしても
羽根つきという正月の遊びは良い企画でした。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

