井口です、
今日は今年を振り返り、
27歳への自分へ手紙を書いてみることにしました。
なぜなら、27歳の時は僕は起業して2年が経ち
おそらく世間の人からは“成功者”と見える状態だったと思う。
それは、
-高層のタワーマンションに住み
-ブランド物のスーツを着て
-週末は西麻布で他の経営者の友人と飲む
-綺麗な女性とデートをする
-ブログやメルマガで成功している様子を発信
そんな感じでした。
おそらく起業直後から、
人からどう思われているか、
周りの人に受け入れてもらいたい、
目標を達成したいという強い野望を抱いていたと思う。
親や周りの人や昔からの友人は
まさか自分が成功する何て思ってもなかっただろうから、
彼らは間違ってるというのを証明しないといけないという、半ば“強迫観念”に近いものもあった。
もちろん一生懸命努力をして、
苦労もあったけど、
小さな成功を収める事ができた。
ただ、その過程で
失ったものも色々あったと思う。
頑固だったり、
謙虚さを失った時期もあったり、
人への配慮が足りない時も正直あった。
そして、今心の底から、
いい意味で充実した人生を送る意味がわかってきた。
“心の平穏”というのは銀行にある貯金の額だけからくるものではないという事。
それは自分の仕事を楽しみ、
仲間や友人、家族と何より自分自身が
心の充実を感じられる状態。
過去の自分のトラウマや恐怖、
そして成功という幻想から
解き放たれる事。
心身ともに健康で、
自分の才能を伸ばし発揮する事に集中し、
周りと成長し続けていき、
家族や友人と人生を楽しみ、
神様や宇宙に感謝できる毎日、
これが理想の人生の状態。
だからこそ27歳の自分に伝えたい、
僕はキミの勇気や意欲を心から誇りに思うし、
キミが自分なりに努力していることを知っている。
小さな失敗や漠然とした不安にあまりそこまで
気を取られないで欲しい。
偉大な教えはキミが必要な時にこそ訪れ、
学ぶ事ができるから。
物質的だけの成功、
上辺だけの人間関係、
自己満足だけではキミの内側にある
悲しみや怒り、孤独や自信のなさを癒してはくれない。
キミに準備ができた時に
自分が大事だと思ってきた
くだらないプライドやエゴを
手放す事ができるようになるだろう。
キミは常に学ばなけれいけないという事を
人生は教えてくれる。
それは他人からや人生で起こる様々な出来事を通じて学べる。
自分自身と他人を比べる必要はない、
キミは自分の人生を生きればイイ、
嫉妬は間違った方向へ人生を導くから。
もっと自分自身と他人を信じてみよう、
自分より偉大な力を信じる事、
あなたは常に完璧である必要はない。
キミは信じる事ができる。
キミは人を愛する事ができる、裏切られるのを恐れる必要はない、
キミは人か愛される資格がある、自分で思ってるよりもいい奴だから。
勇気を持って進み続ければ霧は晴れてくる、
道に迷ったり、全てが終わりだと思った時こそ
希望を決して手放してはいけない。
人生での最大の痛みこそが
キミの人生で最大のブレークスルーに
導いてくれるから。
キミの中の正直さを抱きしめるんだ、
キミの中の弱さを受け入れるんだ、
何より自分自身を受け入れるんだ。
これらを受け入れる事が、
さらに深い人生の感謝と充実感を
与えてくれるから。
キミのこれからの10年の未来は
自分が思ってるよりずっと明るいし、
もっと偉大な力がキミを導いてくれるから、
安心して好きな事を思う存分やって、
思いっきり世の中の役に立つんだ。
愛を込めて、
10年後のキミより。
井口 晃

